緋山酔恭「B級哲学仙境録」 新興宗教とオウム ③ 幸福の科学・GLA



B級哲学仙境論


新興宗教とオウム


 



新興宗教とオウム ③




オカルト系 (幸福の科学)



江原浩之なんていう霊能者も、神がかり、先祖供養とともに

オカルト思想をもった人物ですが


なんといっても、日本のオカルト系の代表と言えば、幸福の科学です



一言で、「幸福の科学」の教義とはなにか? をいうと

大川教祖の霊界思想による諸宗教の統合です




大川さんによると


我々の住む3次元より高次に


4次元の幽界、5次元の善人界、6次元の光明界

7次元の菩薩界、8次元の如来界、9次元の宇宙界


10次元の大日意識

月意識、地球意識(3つの惑星意識)


11次元の太陽という意識体(恒星意識)

12次元の銀河意識

13次元の大宇宙意識 があるといいます



これらは、死後に、霊魂が赴く世界でもあります


4次元の幽界の住人は、一種の肉体、衣服のようなものをまとい

地上の人間とほとんど同じ生活をしている



5次元の善人界の「善」とは精神的なものに目覚めた状態で

キャンブルなどの快楽でなく、読書、音楽、絵画などを

求めた者たちの霊魂が赴く世界で

大工、先生、商業、農作など職業に従事している



6次元の光明界には無神論者は存在せず

僧侶や神職、牧師や神父などといった

聖職者や職業を通じて魂を高度に進化された者たち


すなわち学者、医者、弁護士、裁判官

心のきれいな政治家や高級官僚らが行ける世界である



6次元の者たちは光を放つ神々しい姿になっているが

普段は人間のような姿をして生活している

天使になったり、きんとん雲にのって飛行は自由自在である



また、6次元には、光明界という表の世界のほかに

裏世界、また両者の中間の世界がある



表と裏の中間が竜宮界で

日本では琵琶湖、美保の松原、松江付近の海岸線

を縁(ふち)とした霊界で

竜神などが住み、自然現象や歴史の変革期にエネルギーを与えている



裏側の世界は、険しい山岳に存在する仙人界と天狗界で

さまざまな霊が修行していて

天狗界は力を誇示する者、仙人界には霊能力者が行く世界である



7次元の菩薩界の住人は、ここに安住せず

6次元、5次元、4次元に行ったり

地上に宗教家や各界の指導者として生まれる





8次元の如来界の住人は

人間の姿をとらず変化(へんげ)、分化が自由自在である


ときに人に似た神の姿で指導霊として地上にあらわれ

宗教家として人々を救済する


孫悟空が髪の毛を吹いて象や自分の分身にしたりするように

自分の意識体の一部を用い様々な活動ができる



この為、役割として同一人物であるが、何人にも分化していくこともある


数百年ごとに地上に誕生し、新しい宗教を創始するか

偉大な宗教改革者となるが

霊界総人口(5億人以上)中わずか500人弱しかいない




歴史的には


古代ギリシアの哲学者ソクラテス

その弟子のプラトン、その弟子アリストテレス

また数学者・哲学者で、新宗教を創始したピタゴラス


古代中国では、老子や荘子〔老荘思想とは無為自然の道を説く〕

墨子〔ぼくし・兼愛(博愛、平等愛)を説いた思想家〕


キリスト教系では、イエスに洗礼を行ったバプテスマのヨハネ


また、エジソンやアインシュタイン


日本では、聖徳太子、空海 などといった人たち


が8次元であった





また8次元は4段階程度に分かれ

その最上階の太陽界には


神道の天地開闢(かいびゃく)の神である

天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

天常立神(あめのとこたちのかみ)、神産巣神(かみむすひのかみ)


ギリシア神話のアポロン(光明、詩歌、音楽、弓術、医術

予言、家畜の神。人間のあらゆる知的文化活動の守護神)


仏教の薬師如来などといった存在がいて


9次元の人々を助け

地球人類の進化計画(文明開化や宗教革新など)に直接かかわっている



太陽界の下には

光神霊界(約280名。イスラム教の開祖ムハンマドはここの住人)

亜神霊界(約120名)、梵天界(約40名)が存在する





9次元の宇宙界には10人しか存在しない

彼らの実体は巨大な光である


文明の原理を創造した者たちで数千年おきに地上に出現し

世界的な宗教を起こして地上を浄化する


他の星団の霊界にもつながり

大宇宙の進化のなかで地球系霊団を指導する存在で

世界的宗教の根本仏や根本神のほとんどは9次元の存在である



9次元の住人の光は7色あり

この7色の光が8次元の菩薩を通して

10あるいは20数種類に分光されている




10人とは


釈迦、キリスト、モーゼ


ゼウス(ギリシア神話の最高神。天界の主。雷神)


マヌ(インド神話における人類の祖)


ニュートン


ゾロアスター

(前6世紀頃のペルシアの預言者で

世界最古の一神教ゾロアスター教の開祖)


孔子(儒教の祖)


エンリル


マイトレーヤー(弥勒菩薩のひと・

弥勒下生経では、釈迦滅後56億7千万年に降臨し

釈迦の次に仏となり、釈迦の救いにもれた人々を救済するとされる)




エンリルというのは

シュメール人(初期のメソポタミア文明を築いた民族)の

大気と嵐の神だそうで


ユダヤ教では、絶対神ヤーウェの役割を果たし

東洋では祟り神の元締めとなり


アラビアの魔法界、インドのヨガ界、中国の仙人界

日本の仙人・天狗界を指導するそうです



また、キリストは

前世には、クリシュナ(ヒンズー教の最高神ビシュヌの化身の一つ)

であったとしています






そして大川さんはこう説明しています


7色の光の中心である黄金の光線は、法と慈悲をあらわし

地球系霊団の最高大霊(エル・カンターレ)である釈迦がうけもつ


白色の光線は、愛をあらわしキリストがうけもつ


赤の光線は、指導者を律して導くとともに奇跡の光線でモーゼがうけもつ


青の光線は、哲学、思想をあらわしゼウスとマヌが司る


銀色の光線は、科学、文明、近代化の光線で、ニュートンが司る


緑色の光線は、調和をあらわし

マヌ(青の光線とともに)とゾロアスターが司る


紫の光線は、道徳、礼節、秩序をあらわし孔子がうけもつ

日本の神道はこの流れにある


マイトレーヤーは光のプリズム化、光の強度調整を担当する

無為自然の老荘思想はこの流れにある






● マヌ


マヌは、ブラフマー(仏教に取り入れられ梵天)と

サラスバディー(仏教に取り入れられ弁財天)との子で

旧約聖書のノアの箱船のノアにあたる人


マヌが養い大きくして海に放した魚が

大洪水がきて人類が滅亡することを予言する


マヌは舟に乗り、魚の導くままヒマラヤに着く


マヌ以外の人類は滅亡したが

マヌは苦行と祭祀によって1人の女性を得

2人で人類を再生させたという


マヌ法典はマヌが述べたものだとされる




マヌ法典は

原型は前200年から後200年頃に成立したという


宇宙のはじめ・万物の創造からはじまり

人間が一生を通じて行う通過儀礼、先祖の祭祀、四住期

日々の生活、輪廻・業・解脱について


国王の義務

〔王は法をつくらず保護し、法に従って政治をする者であるとし

立法についてバラモンの関与を説く〕


さらには婚姻法、相続法、裁判の手続きなどを記述している



バラモンの特権を擁護する立場から

バルナ〔バラモン(聖職者)、クシャトリア(王族・貴族・武士)

バイシャ(庶民)、シュードラ(奴隷)というカースト制度の根幹〕

による差別をいたる所に述べ、宗教の聖典としての性格が強い







さらに、自分自身(大川隆法)を

釈迦の転生者 エル・カンターレと称しているわけです



子供向けの小冊子には

"1981年3月23日悟りを開かれ

その年の7月ご自分が「人類全てを救う」という大きな使命を持つ

地球で一番えらい仏様「エル・カンターレ」であることを悟られました

そしてその5年後の1986年、人々に教えを広げるため

「幸福の科学」をつくられたのです"

とあります



このエル・カンターレについては別の書に

「地球系霊団最高責任者」とか

「人類最高の悟りを得た釈迦の本体」

などと記しています





また大川さんによると


10次元以上には地上に肉体を持つ霊はなく

意識だけが存在するとしている


10次元には

地球生物の積極的意志を司る大日意識

消極的な意識、女性的な意識、優美さを司る月意識

地球上の天地創造を司る地球意識

の三体の惑星意識があり、地球45億年の歴史を司ってきた



11次元は太陽の生命体である太陽霊で

恒星意識が存在し、太陽系の計画を司っている


12次元は恒星意識を何万、何十万とおさめる

銀河意識という巨大霊で

銀河系宇宙の計画を司っている



これ以上は言葉で説明できないが

大宇宙の根本仏(根本神)は20次元以上の存在で


この根本仏が1千億年ほど前に3次元の宇宙空間の創造を計画し

800億年前に3次元を統括する13次元の意識、宇宙霊を創造した


宇宙霊は大宇宙の創造を司る存在で

約650億年前に12次元の星雲意識を創造した

星雲意識は約200万体あり銀河意識もその一つである


星雲意識より11次元の恒星意識が誕生し

3次元は約400億年前にできた


そうです(笑)






それから


"イエス・キリストもいまから約4百年後

再臨する予定になっております


またそのころには、現在のバミューダ海域が、再び隆起して

現在のカナダを含むニューアトランティス大陸が出現するはずです


現在の北米大陸のなかでも南半分は海中に没しているでしょう


イエスの再降誕の地は、現在のところ

このニューアトランティス大陸が予定されています"

などいった予言や



"先のマゼラン星雲からの移住民たちが、自我が強く

やや調和を欠いているため

エル・カンターレは新しい人類の導入を決定しました


こうして二億七千万年前、オリオン星座から

大挙十億人の大船団が地球に飛来してきました


これが第二回目の宇宙からの移住です"

などといったオカルト話をさかんに書いています(笑)





●  アトランティス


古代ギリシアの哲学者 プラトン(前427~前347)の

「対話篇」を唯一の資料とする伝説の大陸


ソロン〔前640頃~前560頃・古代ギリシアの政治家。詩人

もろもろの改革を行いギリシアの民主政治の基礎をつくり

古代ギリシアの7賢人の1人とされる〕

という登場人物が


エジプトに旅行したときに、当地の神官から聞いた話

8千年以上も昔のアテネ人の武勇談

のなかに出てくる大陸



それによると、アトランティスは、小アジア(トルコ)と

リピュア(アフリカ)をあわせたよりも大きく

ヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)西方のアトランティス海(大西洋)に存在した


海神 ポセイドンの5組のふたご10人が、島を10に分けて支配していた


長子のアトラスが全土の王で、近隣の島々やリビュアの一部

エジプト、エトルリア(イタリア中部)を領土にしていた


アテネの人々はアトランティスの侵略をゆるさず、逆に攻め上った


ところがあるとき、巨大な地震と洪水によって

アトランティスは、1日1夜にして海中に沈んでしまった




ロストワールド(失われた世界)として

ムー大陸〔レムリア大陸。南太平洋南東部のイースター島

(モアイ像で有名)の巨石文化などと関連して語られる

太平洋にあったという伝説の大陸〕とともに有名



プレートテクトニクス・マントル対流説





似たような教義は以前からあったの?


以前から、神道系の教団に存在しています


神道系ならおよそ以下のようなものです


【 我々の現実世界である3次元の上に

4次元の幽界、5次元の霊界、6次元の菩薩天使界

7次元の神霊界、8次元の大神霊界

9次元の実相界、10次元の宇宙界などといった世界が存在する


4次元世界には悪霊や幽霊が住み

5次元世界には祀られた先祖の霊が住み

6次元には仏教の菩薩やキリスト教の天使が存在し


7次元には釈迦やイエスや孔子の霊が存在し

8次元には天照大神(あまてらすおおみかみ)がいる


9次元世界には伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と

伊弉冉尊(いざなみのみこと)が存在し


10次元には造化(ぞうけ)三神

〔古事記に最初に登場する天地開闢(かいびゃく)の三神

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

高御産巣日神(たかみむすひのかみ)

神御産巣日神(かみむすひのかみ)〕と

が存在する 】などというものです



仏教系なら、10次元が

釈迦だったり、大日如来だったりになるだけです




ところで大川さんは、自分の霊のレベルを上げて

死後、高い次元の世界に生まれるには

どのような実践をしなさいと言っている?



仏(ブッタの再誕の大川)、法(その教え)

僧(幸福の科学とそのルール)の「三宝」(さんぽう)に帰依し

愛・知・反省・発展の「四正道」(よんしょうどう)を修することで

霊のレベルを上げてゆけるそうです







なお、幸福の科学は、GLAという教団の教義り影響をうけたというか

パクったとも言われています



大川さんは著書で


≪ GLAの高橋信次から

「生前、自分が釈迦の生まれかわりだと主張していたことをわびたい

大川さんこそ釈迦の再誕であった

自分はあくまで一霊能者までだったのに宗教団体を組織してしまった」


「あなた(大川隆法)は、GLAの教義を継ぐ必要も

団体を継ぐ必要もないので、独自の道を歩まれるべきだ」との霊示をうけた ≫

と述べています



大川さんによると


高橋さんの前世は、役小角(えんのおづの・役行者

奈良時代の伝説的山岳修験者。呪術者。修験道の祖に仰がれている)で


釈迦の正しい転生は、① ラ・ムー(1万7千年近く前のムー大陸の帝王)

② トス(1万2千年ほど前のアトランティス大陸の宗教者、哲学者、科学者、芸術家)


③ リエンド・アール・クラウド(7千年ほど前の古代インカ帝国の王)

④ オフェアリス  ⑤ヘルメス


⑥ ゴータマ・シッダールタ (釈迦の本名)

⑦ 大川隆法 だそうです



オフェアリスとヘルメスについては

なんなのかよく分かりませんが


ヘルメスに関しては

ギリシア神話の最高神ゼウスの子に同じ名をもつ神がいます


【 ギリシア神話のヘルメスは、神々の使者をつとめる伝令の神で

その他、牧畜、商業、盗人、旅人などの守護神

夢の運び神や冥界へ死者をとどける神としても信仰されたといいます 】







GLAは、高橋信次〔1927(昭和2)~76(昭和51)〕

によって設立された宗教で


GLAとは、ゴッド(神)、ライト(光)、アソシエーション(集い)の意味で

魂の成長と、地上に仏国土を建設することをかかげる集団です



高橋は、自分が大宇宙大神霊界のもとにある

「エル・ランティー」

(真のメシア。霊太陽。天上界の最高責任者などと訳している)

であると主張していたそうです



彼の没後、ミカエル(キリスト教の大天使)の転生を主張する

娘の佳子が指導者になったらしく、信徒は2万6千人いるそうです


なお、GLA関西支部は、別の宗教法人で

佳子を指導者として認めていないといいます



高橋は、死後はその人の魂に応じた世界に赴くとし

「神理」なるものを説いて


魂を光の量で説明

神との調和度が高いほど光量が高いと説いたそうです



また「釈迦とイエスの教えに帰れ」と主張し

魂の成長の方法としては

「八正道」(はっしょうどう)をなしなさいと教え


反省は、魂が神の光を受けるために必要であると教えたといいます



【 八正道・・・・

釈迦が最初の説法(初転法輪・しょてんぽうりん)で説いたとされる

8種の実践徳目で

正見(正しい見解)、正思(しょうし・正しい意思や決意を持つこと)

正語(正しい言葉。うそ偽り、そしり、荒々しい言葉を用いない)


正業(しょうごう・正しい行為。殺生、盗み、不倫などをしない)

正命(しょうみょう・正しい生活。衣食住をむさぼらない)

正精進(しょうしょうじん・正しい努力)


正念(正しい思念。一瞬一刻たえず心がけて考える)

正定(しょうじょう・正しい瞑想。精神統一。心身の安定をはかること) 】






大川さんは、エル・カンターレを自覚するまでの経緯について

以下のように語っています


商社マンをしていた1981年3月

日蓮の弟子 日興(にっこう)よりある種の啓示(おつげ)をうける


目に見えない存在(日興)が、大川に何か話そうとしていたため

彼がカードと鉛筆を用意すると自分の手が勝手に動き


「イイシラセ、イイシラセ」〔キリスト教でいう福音(ふくいん)だという〕

と、カードに何枚も書いた


その二、三ヶ月前から眼が光り出したり

後頭部から黄金のオーラが出ていたのを思い出した


日興の自動筆記が終わると次に日蓮から霊界通信をうけ

「人を愛し、人を生かし、人を許せ」との啓示をうけた ということです




日興という人の流れを汲むのが、日蓮正宗であり、創価学会です


創価学会においては日蓮に次ぐ始祖ですので

これはあきらかに、創価学会を意識しての話でしょう







「幸福の科学」と同じく

「GLA」に影響をうけた教団に

「パナウェーブ研究所」(所在地は福井県福井市)というのがあります



教祖の千乃は、GLAの教祖 高橋さんが亡くなったとき

自分が後継者であると主張したそうですが


GLAから入会を拒否されて、GLAに在籍したことはないそうです



信徒らは2003年に異様な姿からニュースやワイドショーで注目を集めました



この集団は、共産ゲリラが

スカラー電磁波〔仮説的な電磁波の一種

現代科学で裏付けられている電磁波はベクトル波で

スカラー波は実証されていない〕

を兵器に用い日本を襲撃していると唱え


これから身を守るために

白装束〔白衣、白マスク、白頭巾、白長靴〕をまとい

移動の車には、スカラー電磁波を防ぐ

渦巻き模様のステッカーを貼り付けます



【 物理学では、大きさと方向を持つ量をベクトル量

大きさのみの量をスカラー量という

ベクトル量には、速度、力、運動量、位置、電流、磁界などがあり

スカラー量には、距離、速さ、質量(重さ)、エネルギー、温度

密度、面積、体積、電荷量(素粒子の持つ電気の量)などがある 】





報道当時、この車が隊列をなしたキャラバン隊が

いくつかの府県を移動して回っていましたが


これは共産ゲリラによるスカラー波攻撃から

教祖の千乃祐子

〔1934(昭和9)~2006(平成16)〕を守るためだったそうです


千乃さんは、スカラー波により容態が悪化していたそうです



彼らによると

スカラー電磁波の大量放出は、自然環境の破壊、人類の滅亡

さらには地球の自転や公転をも狂わせ、地球の崩壊をもたらすといいます




また、この教団では

ミカエル大王(南の島の王)を崇拝し、千乃をその妃と位置づけています


キリスト教と仏教を取り混ぜた教義をもつらしく

共産主義を絶対悪と説くようですが

明文化された経典はないといいます




それから、千乃さんは、幾度もニビル星の接近で

人類が滅亡すると予言したそうですが

むろん一度も的中しなかったのでした


彼女によると、ニビル星は

太陽系の第10惑星で、太陽の周りを3600年の周期で回っているそうで


邪悪なエネルギーにみち、地球に接近するだけで

地軸がみだれ、人類のほとんどが滅亡するらしいです




【 ニビル星・・・ 人類の起源を

古代の宇宙飛行士だと主張する考古学者(?)

ゼカリア・シッチン〔1922~2010〕らが

バビロニア神話の遺跡の文言を解読して提唱した

3600年周期の楕円軌道で太陽をまわる惑星


シッチンによると、古代シュメール文明は

二ビルから来た種族によるものという


〔シュメールは、メソポタミア(現在のイラク・クウェート)南部を占める

バビロニアの南半分の地域〕 】




また、霊魂は死後も存在するが

千乃より「消滅宣言」をうけると、死後の霊魂が消えてしまうと唱え


「消滅宣言」は、政治家の田中真紀子さんや

女優の高木美保さんら多くの人に出されたそうです




新興宗教とオウム ④ 統一教会・
創価学会がなぜ一人勝ちできたか?





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